ハリアーPHEVに乗り換えて太陽光発電の自家消費比率アップ

我が家は子供3人の5人家族、乗り換え前は7人乗りトヨタのヴェルファイアに乗っていました。車の使い方は主に通勤で、往復25km程度の距離を週に3~4日程度。他は休日など家族と買い物やスポーツの移動に使っています。ヴェルファイアに乗り始めてかれこれ13年超、昨年には長男が大学生になって家族みんなで車で出かけることも激減していました。

5人乗りで低燃費の車へ乗り換えを検討し始めたころに、太陽光発電の固定買い取り期間10年が経過。いわゆる卒FITです。今まで1kWhあたり38円で売電していたものが、10年経過したので12円(東急パワーサプライ)に激減…してしまうのです。なので12円で売電するなら、自家消費しようと思いました。そこで考えたのがEVとPHEV(プラグインハイブリッド)です。

私的にはPHEVが気に入りました。PHEVは外部から充電できるハイブリッドカーって感じで、PHEVは50km〜100km程度の距離をガソリンを使わずにバッテリーでEV走行できるので、太陽光発電の余った電気で充電すれば、仕事の移動なら足りるかもしれない、かなりお得になると思いました!

中古のハリアーPHEVを購入!

ハリアーPHEVはトヨタのディーラーで見積りとったり、カーセンサーで中古探したり…。で結局買ったのが令和5年3月登録、走行距離1200km!と全く走っていない中古ハリアーのPHEV!オプションモリモリ付いていて、新車で670万位したはずですが、中古で520万と、かなりお安く買うことが出来ました。

ハリアーPHEVは、大きなバッテリーを積んでいるので2トン近い重量があります。しかしハリアーPHEVはハイブリッドモデルよりパワーがあり(306馬力)、重たい車体をグイグイ加速させるのに十分なパワーを備えています。

ハリアーPHEV卒FITで余った電気を無駄なく使う!

ハリアーPHEVの電気代

ハリアーPHEVのバッテリー容量=18.1kWh。これで93km(カタログ値)、実際には80km前後ガソリン使わず走れます。EV走行可能距離が0kmになってから、満充電までに必要な電力量と電気代について、トヨタのHPに掲載されていましたので引用します。

EV走行可能距離が0kmになってから、満充電するのに必要な電力量は、200V充電の場合、約15.0kWh(キロワットアワー)、100V充電の場合、約20.0kWh(キロワットアワー)です。

ハリアーPHEVの電気代を求める計算式
200V充電の場合 ご契約の1kWhの電気料金の単価 × 15
100V充電の場合 ご契約の1kWhの電気料金の単価 × 20

https://toyota.jp/faq/show/8707.html


みなさんが契約している電気料金の単価は、電力会社・プラン・時間によっても変わります。更に充電設備が100V充電か200V充電かによっても計算が変わるようです。EV走行可能距離が0kmになってから満充電した場合の電気代を、トヨタの計算式に当てはめて、4パターンほど載せておきます。

  • @40円/kWhの場合 → 200V充電:600円、100V充電:800円
  • @35円/kWhの場合 → 200V充電:525円、100V充電:700円
  • @30円/kWhの場合 → 200V充電:450円、100V充電:600円
  • @12円/kWh(卒FIT余剰電力を利用)の場合 → 200V充電:180円、100V充電:240円

一番電気料金が高い
@40円で100V充電する場合、電気料金は800円。満充電で80km走るのに800円=1km走るのに10円。

一番電気料金が安い
@12円で200V充電する場合、電気料金は180円。満充電で80km走るのに180円=1km走るのに2.25円。


ハイブリッドモデルの燃費が約22km。1km走るのに約7.3円(レギュラー160円として)です。卒FITの余剰電力を使って充電できればハイブリッドの1/3のコストでEV走行できます。余剰電力でない場合は、電気代の安い時間帯に充電しないと逆にコストが掛かる事になりますので要注意ですね。

ハリアーPHEVの充電時間

EV走行可能距離が0kmになってから、200Vの普通充電で5時間半で満充電となります。この5時間半というのが実は絶妙で、太陽光発電量が増える10時~15時半にピッタリはまります。ハリアーPHEVでは充電時間をスケジュール(予約)することができるので、充電開始時間を10時に設定することで余剰電力で充電しています。

100Vの普通充電だと充電に30時間以上かかるので、余剰電力を使う!って感じではないですね。

200Vで充電。6時間は掛かりません。

余剰電力を上手く使って車を充電することで、レギュラーガソリンに比べて1/3というコストで走れると思うと、かなりお得です。(実際には車両代が高いので、トータルではお得かは分かりませんが)

ハリアーPHEVは静かなEV走行を十分に楽しめますし、ハイブリッドモデルに比べても圧倒的な馬力があるので車の重さを感じさせない軽快な走行ができます。また災害時などでは大きなバッテリーを利用して冷蔵庫や電子レンジなど1500Wまでの家電が動かせるのも安心です。

購入してから1200km程走行しましたが、ガソリンは30L弱入れただけ。あとは充電した電気で走っています。築10年を超えて卒FITした家で発電した電気を安く売るのは損!売電よりも自家消費がお得と思います。蓄電池も良いけど、PHEVも悪くない選択と思います!!

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