卒FIT!エコキュートを昼間に動かしてみよう!

2024年5月。築10年を迎え、めでたく?卒FITとなりました…。
卒FITとは再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)の買取期間が終了することを指します。固定買い取り金額が1kWhあたり38円で10年間固定だった我が家ですが、卒FITして1kWhあたり12円(東急パワーサプライ)となりました。12円で売電なんてもったいない…。卒FITしたら売電よりも自家消費!!これ間違いないです。

なぜエコキュートを昼間に動かすのか?

今までは電気料金が一番安い夜間にエコキュートを運転させ、お湯を沸かしていました。現在夜間の電気料金は1kWhあたり29円(2024年6月 東京電力の電化上手プラン)します。昼間の1kWhあたり12円で売電している余剰電気を使ってエコキュートを運転させれば電気代は半分以下になるわけです、お得ですね!!昼間にお湯を沸かして風呂を利用するまでの保温時間も短くなるので、効果はバツグンなはず。

現在時刻マイナス8時間で良い感じ!

太陽光発電量が増える10時ごろにエコキュートを運転開始させたいと思いました。しかし我が家のエコキュートは沸き上げ時間を直接設定することが出来ません。なので、エコキュートの時間設定を変更して、現在時刻マイナス8時間に設定。これで希望通りの時間にエコキュートがお湯を沸かし始めています。ただ、風呂の給湯リモコンの時間は常にマイナス8時間で表示されているので、子供たちからは「正確な時間が分からない!」と不評です。

エコキュートの電力使用量は?いくらお得になる?

エコキュートの電気使用量は季節によってかなり変化があるようです。5人家族の我が家の場合、エコキュートの電気使用量が少ないのが7~9月で平均して1ヶ月あたり110kWh(1日あたり3.6kWh)。電気使用量が多いのが12~3月で平均して1ヶ月あたり320kWh(1日あたり10.6kWh)でした。年間でトータルすると約2,700kWhがエコキュートで使われていました。

夜間の電気料金(29円)に当てはめると、年間で2,700kWh ✕ 29円=78,300円になります。
これを昼間の余剰電力(12円)に変更できたとすると、2,700kWh ✕ 12円=32,400円!!

つまり、年間で差額の45,900円得する!ってことですね。

ほんとに上手くいくのか?

下のグラフは6月11日のデータですが、太陽光で発電した電力の範囲内でエコキュートを動かせています。こんな日ばかりなら良いのですが、年間を通して上手くいくかというと、難しそうな予感…


春・夏は太陽光発電量が多く、逆にエコキュートの電気使用量は少ないので、間違いなくお得になると思います。ただ、毎日の天気には左右されます。雨の日は太陽光発電量が少ないので、エコキュートを動かすだけの電力を発電してくれません。その場合は昼間の高い電気料金でエコキュートを動かす…という最悪なことが起きてしまいます。

また、冬になると太陽光発電量が少なくなり、逆にエコキュートの電気使用量は多くなります(寒いので沸き上げにかかる時間も長くなる)この場合は余剰電気だけではエコキュートを動かすだけの電気が足りない(足りない分は昼間の高い電気を買うことになる)ことが考えられます。きちんと状況を見てからの判断になりますが、冬はエコキュートを深夜に動かす方がお得になるのかもしれません。

最新のエコキュートなどは、天気予報を読み込んで、自動的にもっとも効率の良い時間帯にエコキュートを運転させてくれるようです!すごいですね。エコキュートが壊れて買い替えるときには候補にしたいと思います!!

参考:三菱電機 お天気リンクEZ , パナソニック ソーラーチャージ

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